みみずく
ガラスや好きなものの話
鋼の錬金術師 ネタバレ自重しない
- 2012/04/24 (Tue)
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久々にレビューします~。
漫画を諸事情により所持していないので借りてみました!
「鋼の錬金術師」
通称ハガレン。
読むのは大学以来なので四年か三年くらい……どこまで読んだかな……?
ハガレンは錬金術のエキスパートのエルリック兄弟の旅が主軸です。
兄弟は過去の錬成により自分たちの体やその一部を真理と呼ばれる存在に奪われており、それらを取り戻すという目的があります。
マスタング大佐やホークアイ中尉など魅力的な登場人物が次々に出てきてとても人気があります。
映画や小説、アニメ、ゲームにもなっているので名前だけでも知っているかたは多いかと。
話は大きく二つに分けることができると思います。
前半は兄弟が旅をしてさまざまな人や問題と出会う、伏線パート。
伏線、謎が多すぎてお腹いっぱい……になった人は多いんじゃないですかね……。
兄エドワードの肩書が国家錬金術師で、舞台のアメストリスが武力国家なのでどうしても戦争・戦闘・殺人シーンが入りますし、ブラックファンタジーと公式が表しているようにどうにも暗いです。
アメストリスの「トリス」って言葉も悪魔「トリス・メルギトス」を連想してしまう……。
後半は伏線回収。すごいスピードでサクサク進むので、某雑誌漫画のように「人気だからダラダラ続けよう」という意思がなさそうなのもすごく好き。
兄弟が目指しているのが錬金術の至高、賢者の石も人を材料にしていることが作中で発覚することで、賢者の石をもとに体を取り戻そうとするのが絶望的になりますしね。
そんなくらーいストーリーなんですが、上記のとおりキャラクターたちがとても魅力あふれているので鬱々せずに読めます。
私はハボック少尉とスカーが好きです。
ムキムキ^q^
でも読んだ後心が沈みます。嫌なことがあって落ち込んでいるときに読む漫画じゃないかな……と思います。
借りたのは北のブリッグスに兄弟が来てちょっとしたあたり。
敵であるホムンクルス・スロウスを氷の女傑・オリヴィエ様が片付けたところ。
軍上層部があやしいということで舞台は中央セントラルに戻ります。
そこで最初のホムンクルス・プライドと戦ったり父・ホーエンハイムと共闘したり、途中で亡命したはずのロス中尉(だったかな??)が助っ人で参入したり、下半身付随になって除隊したハボックさんがパンツのゴム紐武器を支援してくれたりとオールスター状態。
全員バラバラだし弟アルフォンスの仮初の体が保てなくなってきたり軍の爺どもが腹黒いし幼馴染は人質になっちゃうし、と絶望状態だったのがどんどん逆転していくのは楽しかったです。
展開もちっともチープじゃない。
最後はボスの自滅というか自業自得で終わります。
あーすっきり。
最後に救いがあるとすっきりします。
てか最初にフラスコの中の小人=ボスを作ったクセルクセス国の技術者たちはどうやってボスを作ったんだろう??
目的は真理の中にある不老不死の技法を手に入れること、なんですが、材料にはエドワードたちの父親・ホーエンハイムの血液を使っているようで。
最後は「元いた場所」である真理の裏の扉に戻らされた(「そこには居たくない」という旨の発言をボスはしているので、「そこ」がどんな場所か知っている=元いた場所、かと)ということは、技術者たちは何らかの方法で真理の扉にアクセスしているようなんですが……ホーエンハイムの血液=一人分の賢者の石? 「真理さま~どうか扉をおあけください~」というお供え……?
分からん!
クセルクセス自体滅んでン百年だか千年だかだったし!
謎多いよ、スカーの本名も分からないしよ。
ってか途中で失明したマスタングの目をマルコー先生が治してあげる~っていうんですが、正直に言えば増田よりもハボックさんの足も治してほしい。ずっと車いすだと足の筋力が萎えてせっかくのムキムキが……!
恋愛とかはどうでもいい。いつまでもお幸せに!
こんな風に色々考える興味深い作品でした。
文庫版が出たら欲しいかなぁ。
ハボックさんとスカーがピンでカラー表紙なら
貸してくれたK、ありがとう~~。
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漫画を諸事情により所持していないので借りてみました!
「鋼の錬金術師」
通称ハガレン。
読むのは大学以来なので四年か三年くらい……どこまで読んだかな……?
ハガレンは錬金術のエキスパートのエルリック兄弟の旅が主軸です。
兄弟は過去の錬成により自分たちの体やその一部を真理と呼ばれる存在に奪われており、それらを取り戻すという目的があります。
マスタング大佐やホークアイ中尉など魅力的な登場人物が次々に出てきてとても人気があります。
映画や小説、アニメ、ゲームにもなっているので名前だけでも知っているかたは多いかと。
話は大きく二つに分けることができると思います。
前半は兄弟が旅をしてさまざまな人や問題と出会う、伏線パート。
伏線、謎が多すぎてお腹いっぱい……になった人は多いんじゃないですかね……。
兄エドワードの肩書が国家錬金術師で、舞台のアメストリスが武力国家なのでどうしても戦争・戦闘・殺人シーンが入りますし、ブラックファンタジーと公式が表しているようにどうにも暗いです。
アメストリスの「トリス」って言葉も悪魔「トリス・メルギトス」を連想してしまう……。
後半は伏線回収。すごいスピードでサクサク進むので、某雑誌漫画のように「人気だからダラダラ続けよう」という意思がなさそうなのもすごく好き。
兄弟が目指しているのが錬金術の至高、賢者の石も人を材料にしていることが作中で発覚することで、賢者の石をもとに体を取り戻そうとするのが絶望的になりますしね。
そんなくらーいストーリーなんですが、上記のとおりキャラクターたちがとても魅力あふれているので鬱々せずに読めます。
私はハボック少尉とスカーが好きです。
ムキムキ^q^
でも読んだ後心が沈みます。嫌なことがあって落ち込んでいるときに読む漫画じゃないかな……と思います。
借りたのは北のブリッグスに兄弟が来てちょっとしたあたり。
敵であるホムンクルス・スロウスを氷の女傑・オリヴィエ様が片付けたところ。
軍上層部があやしいということで舞台は中央セントラルに戻ります。
そこで最初のホムンクルス・プライドと戦ったり父・ホーエンハイムと共闘したり、途中で亡命したはずのロス中尉(だったかな??)が助っ人で参入したり、下半身付随になって除隊したハボックさんが
全員バラバラだし弟アルフォンスの仮初の体が保てなくなってきたり軍の爺どもが腹黒いし幼馴染は人質になっちゃうし、と絶望状態だったのがどんどん逆転していくのは楽しかったです。
展開もちっともチープじゃない。
最後はボスの自滅というか自業自得で終わります。
あーすっきり。
最後に救いがあるとすっきりします。
てか最初にフラスコの中の小人=ボスを作ったクセルクセス国の技術者たちはどうやってボスを作ったんだろう??
目的は真理の中にある不老不死の技法を手に入れること、なんですが、材料にはエドワードたちの父親・ホーエンハイムの血液を使っているようで。
最後は「元いた場所」である真理の裏の扉に戻らされた(「そこには居たくない」という旨の発言をボスはしているので、「そこ」がどんな場所か知っている=元いた場所、かと)ということは、技術者たちは何らかの方法で真理の扉にアクセスしているようなんですが……ホーエンハイムの血液=一人分の賢者の石? 「真理さま~どうか扉をおあけください~」というお供え……?
分からん!
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謎多いよ、スカーの本名も分からないしよ。
ってか途中で失明したマスタングの目をマルコー先生が治してあげる~っていうんですが、正直に言えば増田よりもハボックさんの足も治してほしい。ずっと車いすだと足の筋力が萎えてせっかくのムキムキが……!
こんな風に色々考える興味深い作品でした。
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性別:
非公開
誕生日:
1986/12/15
職業:
クラフトマン&グラフィックデザイナー
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日本のあちこちをふらふらしているチョコと布団が大好きな海辺出身。
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