みみずく
ガラスや好きなものの話
バリウムに惨敗
- 2021/08/03 (Tue)
- 日常 |
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デビューしました。
そして吐きました。
いや、最初はいけると思ったんです。
発泡剤は駄菓子みたいな味だし、駄菓子好きだし。
「ためらうな、一気にいけ」というバリウム先人の言葉を胸に、一口…
粉っぽい甘いなにか…卵ボーロの粘液版みたいな…。
とりあえずおいしいかもしれない(過去経験上、ここでマズイと思ったら飲まなくなるので)
と思い込んでゴクゴクいきました。
嘘です。
3分の1ほど飲んだ時点で
「嘘だよ!!不味いよ!!?」と口内が抗議デモを行い、
脳みそが「いいから飲めよ!飲まないと終わらないだろ!」と指令を出し、
手が「うーわ、やる気な」とコップで遊びだし、
「このあと仕事なんだよな…この不味いお口のまま仕事行くのヤだな…」
と思った瞬間、胃がぎゅっとなり、
そして……
そして吐きました。
いや、最初はいけると思ったんです。
発泡剤は駄菓子みたいな味だし、駄菓子好きだし。
「ためらうな、一気にいけ」というバリウム先人の言葉を胸に、一口…
粉っぽい甘いなにか…卵ボーロの粘液版みたいな…。
とりあえずおいしいかもしれない(過去経験上、ここでマズイと思ったら飲まなくなるので)
と思い込んでゴクゴクいきました。
嘘です。
3分の1ほど飲んだ時点で
「嘘だよ!!不味いよ!!?」と口内が抗議デモを行い、
脳みそが「いいから飲めよ!飲まないと終わらないだろ!」と指令を出し、
手が「うーわ、やる気な」とコップで遊びだし、
「このあと仕事なんだよな…この不味いお口のまま仕事行くのヤだな…」
と思った瞬間、胃がぎゅっとなり、
そして……
技師のお兄さんがね、爽やか塩系のイケメンでね。
私がこぼしたやつとか、口の周りについたやつとか拭ってくれてね。
私はスッピンだし冷や汗で顔に髪は張り付いているし半泣きだし白濁したねちょねちょする液体は口についているしで、
あ、もういいや
と思ったので、新しい紙コップを持ってきたイケメンに、訴えました。
「これ、全部飲まなきゃダメなんですか」
「えっと…」
「ギリギリ!ここまで飲んだら残してもいいってどこらへんですか!」
この手のものはね、ギリじゃなくて心持ち多めに用意されているもんなんだ。
だから全部飲まなきゃいけないってわけじゃないはず!
「正直もう飲みたくないです(床を拭きながら)」
「とりあえず飲んでみましょう(おかわりの紙コップ差し出す←最初のコップと同じ量入ってる!少しは飲んだのに!)」
がんばれ~と応援してもらいながら飲んで、
もういい?って顔をするたびに「あと一口頑張りましょう!ね!」と宥められ、
なんとか飲みました。
みんな!お残しは1センチくらいは許されるよ!
機械に乗ってもがんばって~もうちょっとだよ~とマイクで応援され、
しんどいときにイケメンに優しくされると、いかに自分が矮小な生き物なのか分かって本当に惨めなんだなぁと思いました。
終了後、耐えきれずトイレでリバースしたあと、
バリウムとわちゃわちゃしていたせいで誰もいなくなった待合室では、
残りの項目の担当のお姉さん方が
「ゆっくりでいいからね」「はじめてだもんね」「また吐きそうなったら言ってね」
と私を待ってくれていました。
管理センターのスタッフさん、みんな優しい( ^o^)
来年はスムーズにバリウムに勝てるよう、卵ボーロで味慣れしておきます。
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無限きのこ
プロフィール
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37
性別:
非公開
誕生日:
1986/12/15
職業:
クラフトマン&グラフィックデザイナー
趣味:
ふらふら
自己紹介:
日本のあちこちをふらふらしているチョコと布団が大好きな海辺出身。
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