みみずく

受験のお礼参りなのか、学生さんがたくさんいました。
アジア系の観光客の方がたも。
ようこそ福岡へ！マジでおいしい食べ物しかない県ですが楽しんでいってね！
もういっそ大宰府の大路も復元しちゃえばいいと思うの…本当にこの県、見どころなさすぎ…。
鴻臚館とか存在感まったくないし…。

このあたりは県の観光課の方がたに頭をひねっていただくとして、
兵馬俑です。


外観


大宰府側


今回も展示物は撮影禁止なので写真はなしです。
土物なので写真オッケーかなと思ったのですが、やはり海外からの借りものなので肖像権やら色々あるんでしょうね。
まあダメなものはダメなのでカメラは仕舞います。

あ、入り口にあるレプリカ兵馬俑とは一緒に記念撮影できますよ～。
兵馬俑の表情豊かなナイスガイ（※イケメンとは言っていない）とお写真を希望の方はおしゃれして会いに行ってください^^


トークショーは一時間半くらいで、兵馬俑に関してと井上さんの歌に関してが半半か４：６くらい。
井上さんファンにはたまらないお時間でした…ちょうど通路際の席に座ったので、舞台を降りてきてくださった井上さんと至近距離どころかハイタッチまでしちゃいました、ふへへへへ！

兵馬俑のターンでは実際に展示に携わった学芸員の方も加わってのトーク。
専門というよりも、一般の方、そして子供（井上さんの「びじゅチューン！」はNHK番組）にも分かりやすいところからの切り口のお話でした。
正直、このトークショーなしだと兵馬俑のことは半分も理解しないままだったと思います。
靴底にもそんな工夫が……へぇ！


兵馬俑とは、簡単にいうと始皇帝の夢の再現です。
夢っていってもモンサンミッシェルみたいに夢の中に天の使いが出て「YOU！立派な軍隊つくっちゃいなYO！」的なお告げがあったわけじゃなくて、憧れというか希望とする光景の再現です。

弓とり、騎馬、歩兵、軍隊長、軍馬と軍関係だけでなく、皇帝を楽しませる雑技もいたり、本当ににぎやか。
現在発見されている数でいうと約8000もの埴輪がずらーりと隊列を作っています。
もしかしたら今後もっと見つかるかも～という学者がにこにこしちゃう出土品たちです。

しかも型貫じゃなくて手作業で作っていたのでみんな微妙に違うし、顔もよくよく見るとみんな違う。
どんどん作るために隊列のすぐ傍に作業場もあったらしく、皇帝がこの兵馬俑に強い関心を持っていたことが伺えます。

兵馬俑といえば土色のイメージですが、分析の結果、本当は着色もしてあったそうで、当時の光景は本当に色鮮やかで圧巻の一言だったろうなぁ。

展示のメインは本物の兵馬俑で大きいのが5～8体くらいあったかな？すごく大きい！
壁際にあったのは、えらい人が頑張って研究して作ったレプリカだそう。

メインっていうかたぶん半分くらいが兵馬俑で、前半はこの時代の工芸や技術などの紹介でした。
私的にはこっちをもっと掘り下げてほしかった。
展示見に来た人のうち、どれくらいがこの時代背景理解しているかな……。
とーっても正直に言うと、今回の展示は大人向けです。
ある程度春秋時代前後の知識があること前提というか、子供相手では説明が足りない…。
水道のインフラ整備とかすごいことなのに、あれじゃただの土管ですわ。


なんかこの時代の漫画とコラボしているらしく、入り口にキャラクターのパネルがありました。
中の解説でも「たとえば少年兵は～」とか「この時代の農奴は～」と漫画に絡めたものが平仮名であったら子供にもウケたかも。んーそういう漫画じゃないのか……？わからん。
実際にキャラクターを用いるのは版権とか印刷原稿など面倒なので、あくまで「それっぽい」解説パネルを作るとかに留めてね。


せっかくゴールデンウィーク中も開催している展示なので、もうちょい子供・ファミリー向けの内容なのかと思いきや、がっつり専門的（さらに言えば男性向け）でした。

煌びやかな宮廷、土埃の漂う戦場……
遥か時を越え現代に蘇った秦の皇帝が紡いだ悠久の歴史ロマン……！

そういうのに触れたい方はどうぞー










ブログのランキングに参加してみました！
よかったらクリックしてやってください


人気ブログランキングへ
手作り市場あ～てぃすと
素敵なハンドメイドサーチのランキング参加中