みみずく
ガラスや好きなものの話
雲の向こう、約束の場所 を見たよ!
- 2012/11/30 (Fri)
- レビュー |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
今日は、新しいデビルメイクライが名倉さんだったり、お兄ちゃんが私の知っているお兄ちゃんじゃないことだったりにショックな日でした。
どこにいこうとしているの、スタッフは。
さてはて、今日も今日とて縫ったり走り回ったりしています。
キグルミは20体を超えました^^
でも……私の行動が遅いせいで、やすむらさんに迷惑をかけています。
ガラス器を納品させていただいているのですが、季節が冬になってしまったので一時下げているとのこと。
ガラス器はしゃぼんシリーズなので、冬にはあまり合わないんですよね……。
納品は12月の二週目になりそうです。
試験が重なったとはいえ、ダメですね。
マゼモゼさんにもメールをしているのですが、お返事待ちです。
&、以前置かせていただいていた「ほぐしのはな」さんからの撤収品が着払いで来るのを待っているのですが、これも待ちです。お忙しい方なので、年内には届かないのかも……と思っています;
ついでにいえば、前職でお世話になった方と連絡が取れなくなったのもさみしいことです。
携帯のメールはまだつながるのかなー。
でも「PCでリターンメール来ちゃったんで携帯から送ります」ってなんとなくしにくいな。急ぎでも絶対に返事が欲しいわけでもないし。
もしも先方がもう私と連絡とりたくないなーってかんじだったら気を煩わせるのも悪い。
とか、うだうだしています。
定期的に気分が凹むので、しっかりしないとなー。
今週見たのは「雲のの向こう、約束の場所」でっす。
もう有名。
美しい背景で有名。
この映画を知らない人でも、画像は見たことがあるはず!
公式サイトより。
音楽ものではないです。
でもとあるバイオリン曲がキーです。
舞台は現代、でも少しレトロかも。
パラレル世界で、北海道は「蝦夷」と呼ばれ、日本の国土ではありません。
ユニオン(ロシア?)やアメリカ、諸国などと対立したり警戒したり手を結んだり……いつの時代も世界も外交は入り組んでいるみたいなかんじで、一応の均衡状態を保っています。
仮の平和の中、青森に住む主人公たちは蝦夷に立つ謎の塔まで手製の飛行機に乗って行こうと約束します。
当時は中学生なんですが、主人公ヒロキと親友タクヤは工場でアルバイトをしたり独学で飛行機を勉強したりで本格的な飛行機を作ります。
でもその飛行機の約束は、二人の憧れであるサユリの失踪をきっかけに果たされなくなります。
ヒロキはすれ違いになったタクヤを避けるように東京へ。
タクヤも飛行機のことなど忘れたように勉強に没頭し、塔の研究機関に入ります。
塔というのが少し不思議でして、どうやら可能性を夢見るようです。
可能性は「こうだったかもしれない」、というこの世界の可能性のことで、塔の周囲は今の世界とは違う「こうなっていたかもしれない」世界へと変換されています。
つまり、塔の活動が活発になればなるほど、この世界は「違う世界」へとどんどん変換されていってしまいます。
キーとなるのが中学生の最後からずっと眠って入院しているサユリです。
どうやらサユリの眠りと塔の活動はリンクしているようで、サユリが眠っているかぎり塔の活動はゆるやか、起きてしまえば活性化してしまうそう。
サユリの人生を犠牲にして世界を守るか、サユリとの約束を果たすために彼女を目覚めさせるか。
これが公式にある「少女をとるか、世界をとるか」です。
ええと、はっきり言うとよく分かりませんでした……。
たぶん頭で考えるよりも、感じる系の映画です。
二時間はすぐに経ちました。
何が分からないのか。
まず塔はなぜたてられたのか。
立てたのはサユリの祖父にあたる物理学者さんだそうで、なぜ塔が立てられたのか。
塔が周囲を変換していくのはどういう目的なのか。
サユリの眠りとリンクするのはなぜなのか。
明確な説明がない(もしかしたら私が聞き逃したのかもしれませんが……)ので、美しい音楽と映像とでうっとりしているうちにクライマックスでした。
小説を読めよ!ということなのでしょうかね;
あと、主人公ヒロキの声がどうにも中学生には聞こえずもやもや。
声を当てられているのは吉岡さんです。北の国からの純ちゃん。
最後の高校生バージョンのヒロキの回想ということでモノローグとかが吉岡さんの声なのはいいと思うんです。
でも中学生があの低くてこもったようなささやき声はなんというか、少ししんみりしすぎて悲しくて重い。
作中がどうしても進むにつれて暗くなりがちなので、せめて幸福でいっぱいだった中学生期くらいは明るめの声できゃっきゃしながら飛行機の夢を三人で語ってほしかったかな。
この映画の軸にあるのは、失踪や挫折、友人との決別や現在への悲しみとかを超えて存在する「約束」と付随するヒロキとサユリの学生の恋です。
簡単に肉欲に向かう恋愛ではなく(それが悪いとは言いません)、会えないから会いたい、大事な約束だから守りたい、そういう単純な願いが二人を支えています。
二人は作中、恋人として手をつなぐこともありません。サユリなんて、夢の中で自覚した恋を、目覚めと引き換えに忘れてしまいます。ある意味純愛です。
何度も言います、映像はすっごくきれいです。
こないだもfateで綺麗綺麗いいましたが、fateは最近のアニメなんで綺麗なのは当たり前と言っては当たり前です。いや、スタッフの方々の多大な努力があるのは本やインタビューで拝見してうっかり胃が痛くなるほど思い知らされています。
ufoさま、本当にありがとう。
でもこの映画、2004年なんです。
今から8年前!
作ったのは新海誠さんという今30代の若い監督さんです。
すごくきれいです、荒がない。綺麗すぎで某半島が新海監督の作品をゲッホゴッホしちゃうくらいです。
結局塔はなんなんだー??
もう一回見るかなぁ。
http://www.kumonomukou.com/
公式。
秒速~も見てみたいな。
あとはバンパイアハンターDも見ました。姉がwowwowで録画してくれたのです。
ちょっと耽美な絵柄で古めの画像ですが、古い作品だけあって吸血鬼もののオーソドックスはすべて押さえています。
弱ると土に埋めるとか、鏡には映らないとか。
ありがちwwと今なら思う展開も、むしろこのあたりの作品が原点というのが分かるくらい、薀蓄も懲りすぎた設定もなく、すっと世界に入っていけました。
あとセリフがいちいち格好いい!
途中で一緒にいた母が、敵のイケメン吸血鬼がひっくーい声で話し出した瞬間に目を見開いて覚醒し、
「ちょっと、なによ恰好いいわよ!」と騒ぐくらいです。
さっきまで寝てたじゃん。
綺麗な映画と綺麗なお兄さんが見られて満足です。
そろそろキグルミもひと段落、バーナーや窯に戻ります~。
ブログのランキングに参加してみました!
よかったらクリックしてやってください
人気ブログランキングへ
手作り市場あ~てぃすと
素敵なハンドメイドサーチのランキング参加中
どこにいこうとしているの、スタッフは。
さてはて、今日も今日とて縫ったり走り回ったりしています。
キグルミは20体を超えました^^
でも……私の行動が遅いせいで、やすむらさんに迷惑をかけています。
ガラス器を納品させていただいているのですが、季節が冬になってしまったので一時下げているとのこと。
ガラス器はしゃぼんシリーズなので、冬にはあまり合わないんですよね……。
納品は12月の二週目になりそうです。
試験が重なったとはいえ、ダメですね。
マゼモゼさんにもメールをしているのですが、お返事待ちです。
&、以前置かせていただいていた「ほぐしのはな」さんからの撤収品が着払いで来るのを待っているのですが、これも待ちです。お忙しい方なので、年内には届かないのかも……と思っています;
ついでにいえば、前職でお世話になった方と連絡が取れなくなったのもさみしいことです。
携帯のメールはまだつながるのかなー。
でも「PCでリターンメール来ちゃったんで携帯から送ります」ってなんとなくしにくいな。急ぎでも絶対に返事が欲しいわけでもないし。
もしも先方がもう私と連絡とりたくないなーってかんじだったら気を煩わせるのも悪い。
とか、うだうだしています。
定期的に気分が凹むので、しっかりしないとなー。
今週見たのは「雲のの向こう、約束の場所」でっす。
もう有名。
美しい背景で有名。
この映画を知らない人でも、画像は見たことがあるはず!
公式サイトより。
音楽ものではないです。
でもとあるバイオリン曲がキーです。
舞台は現代、でも少しレトロかも。
パラレル世界で、北海道は「蝦夷」と呼ばれ、日本の国土ではありません。
ユニオン(ロシア?)やアメリカ、諸国などと対立したり警戒したり手を結んだり……いつの時代も世界も外交は入り組んでいるみたいなかんじで、一応の均衡状態を保っています。
仮の平和の中、青森に住む主人公たちは蝦夷に立つ謎の塔まで手製の飛行機に乗って行こうと約束します。
当時は中学生なんですが、主人公ヒロキと親友タクヤは工場でアルバイトをしたり独学で飛行機を勉強したりで本格的な飛行機を作ります。
でもその飛行機の約束は、二人の憧れであるサユリの失踪をきっかけに果たされなくなります。
ヒロキはすれ違いになったタクヤを避けるように東京へ。
タクヤも飛行機のことなど忘れたように勉強に没頭し、塔の研究機関に入ります。
塔というのが少し不思議でして、どうやら可能性を夢見るようです。
可能性は「こうだったかもしれない」、というこの世界の可能性のことで、塔の周囲は今の世界とは違う「こうなっていたかもしれない」世界へと変換されています。
つまり、塔の活動が活発になればなるほど、この世界は「違う世界」へとどんどん変換されていってしまいます。
キーとなるのが中学生の最後からずっと眠って入院しているサユリです。
どうやらサユリの眠りと塔の活動はリンクしているようで、サユリが眠っているかぎり塔の活動はゆるやか、起きてしまえば活性化してしまうそう。
サユリの人生を犠牲にして世界を守るか、サユリとの約束を果たすために彼女を目覚めさせるか。
これが公式にある「少女をとるか、世界をとるか」です。
ええと、はっきり言うとよく分かりませんでした……。
たぶん頭で考えるよりも、感じる系の映画です。
二時間はすぐに経ちました。
何が分からないのか。
まず塔はなぜたてられたのか。
立てたのはサユリの祖父にあたる物理学者さんだそうで、なぜ塔が立てられたのか。
塔が周囲を変換していくのはどういう目的なのか。
サユリの眠りとリンクするのはなぜなのか。
明確な説明がない(もしかしたら私が聞き逃したのかもしれませんが……)ので、美しい音楽と映像とでうっとりしているうちにクライマックスでした。
小説を読めよ!ということなのでしょうかね;
あと、主人公ヒロキの声がどうにも中学生には聞こえずもやもや。
声を当てられているのは吉岡さんです。北の国からの純ちゃん。
最後の高校生バージョンのヒロキの回想ということでモノローグとかが吉岡さんの声なのはいいと思うんです。
でも中学生があの低くてこもったようなささやき声はなんというか、少ししんみりしすぎて悲しくて重い。
作中がどうしても進むにつれて暗くなりがちなので、せめて幸福でいっぱいだった中学生期くらいは明るめの声できゃっきゃしながら飛行機の夢を三人で語ってほしかったかな。
この映画の軸にあるのは、失踪や挫折、友人との決別や現在への悲しみとかを超えて存在する「約束」と付随するヒロキとサユリの学生の恋です。
簡単に肉欲に向かう恋愛ではなく(それが悪いとは言いません)、会えないから会いたい、大事な約束だから守りたい、そういう単純な願いが二人を支えています。
二人は作中、恋人として手をつなぐこともありません。サユリなんて、夢の中で自覚した恋を、目覚めと引き換えに忘れてしまいます。ある意味純愛です。
何度も言います、映像はすっごくきれいです。
こないだもfateで綺麗綺麗いいましたが、fateは最近のアニメなんで綺麗なのは当たり前と言っては当たり前です。いや、スタッフの方々の多大な努力があるのは本やインタビューで拝見してうっかり胃が痛くなるほど思い知らされています。
ufoさま、本当にありがとう。
でもこの映画、2004年なんです。
今から8年前!
作ったのは新海誠さんという今30代の若い監督さんです。
すごくきれいです、荒がない。
結局塔はなんなんだー??
もう一回見るかなぁ。
http://www.kumonomukou.com/
公式。
秒速~も見てみたいな。
あとはバンパイアハンターDも見ました。姉がwowwowで録画してくれたのです。
ちょっと耽美な絵柄で古めの画像ですが、古い作品だけあって吸血鬼もののオーソドックスはすべて押さえています。
弱ると土に埋めるとか、鏡には映らないとか。
ありがちwwと今なら思う展開も、むしろこのあたりの作品が原点というのが分かるくらい、薀蓄も懲りすぎた設定もなく、すっと世界に入っていけました。
あとセリフがいちいち格好いい!
途中で一緒にいた母が、敵のイケメン吸血鬼がひっくーい声で話し出した瞬間に目を見開いて覚醒し、
「ちょっと、なによ恰好いいわよ!」と騒ぐくらいです。
さっきまで寝てたじゃん。
綺麗な映画と綺麗なお兄さんが見られて満足です。
そろそろキグルミもひと段落、バーナーや窯に戻ります~。
ブログのランキングに参加してみました!
よかったらクリックしてやってください
人気ブログランキングへ
手作り市場あ~てぃすと
素敵なハンドメイドサーチのランキング参加中
PR
カレンダー
無限きのこ
プロフィール
HN:
なつ
年齢:
37
性別:
非公開
誕生日:
1986/12/15
職業:
クラフトマン&グラフィックデザイナー
趣味:
ふらふら
自己紹介:
日本のあちこちをふらふらしているチョコと布団が大好きな海辺出身。
この記事へのコメント